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鹿児島クラシタ焼肉、一頭から少量しか取れない部位を牧場直営店で食べた話

一頭の黒毛和牛から取れるクラシタ(肩ロースの芯の部分)は、全体の枝肉重量のわずか数%。つまり一頭を捌いても、焼肉として提供できる量はお皿数枚ぶん程度しかない。それが「希少部位」と呼ばれる理由です。

では、その希少部位をどこで食べるか。産地を知っていて、生産者を知っていて、一頭まるごとを自分たちで管理している店でなければ、安定的に提供することはそもそもできない。鹿児島・天文館の熟成焼肉Gyudo!(ギュウドウ)が牧場直営であることの意味は、まさにここにあります。

こんな方におすすめ

  • ✅ クラシタなど焼肉の希少部位に興味がある方
  • ✅ 産地・生産者のわかる和牛を食べたい方
  • ✅ 鹿児島天文館で本格焼肉ランチ・ディナーを探している方
  • ✅ 牧場直営店でしか味わえない体験を求めている方
  • ✅ 「日本一」を獲った和牛の実力を自分の舌で確かめたい方
鹿児島クラシタ焼肉、一頭から少量しか取れない部位を牧場直営店で食べた話 | さつま福永牧場直営ギュウドウ 熟成焼肉 Gyu do!(ギュウドウ)本店 個室焼肉 牛道はなれ

クラシタとはどんな部位なのか?

クラシタとは、牛の肩ロースの中でも首に近い部分、いわゆる「首根っこ」に位置する筋肉のこと。正式には「首肩ロース」とも呼ばれ、ロース全体の中でも赤身と霜降りのバランスが特徴的な部位です。

肩まわりは運動量が多いため筋肉質になりやすく、赤身の旨味が凝縮されています。一方でさつま福永牛のように霜降りの質が高い和牛では、そこにきめ細かいサシが入り、噛むごとに旨味が広がる独特の味わいになる。「脂の甘みと赤身の力強さが同時に来る」と表現するお客様が多い部位です。

スーパーや一般の焼肉店でクラシタとして提供されるものの多くは、肩ロース全体をまとめた表示であることがほとんど。牧場直営で一頭を余すことなく管理しているからこそ、部位を精確に分けて「クラシタだけ」を切り出すことができます。

なぜ牧場直営店でないと希少部位は食べられないのか?

希少部位の提供には、一頭まるごとの枝肉を自分たちで管理していることが前提になります。市場を通じた仕入れでは、部位ごとにパーツで買い付けるのが一般的。その場合、クラシタだけを安定して確保するのは難しい。取れた分だけ、ある日には提供できて、ない日には出せない。

熟成焼肉Gyudo!の母体である株式会社牛道(さつま福永牧場)は、鹿児島県薩摩郡さつま町で繁殖・肥育・加工・販売・飲食までを一貫して行う六次産業化を実践しています。現在の飼育頭数は肥育牛約1,100頭・繁殖牛約450頭・子牛約300頭の合計約1,850頭。年間出荷数は約600頭にのぼります。

オーナーの福永充さんは、もともと農協出荷の時代に「自分の牛が誰にどう届いているか分からない」というもどかしさを感じ、自主出荷への道を切り開いた人物。その後、飲食店を開業し六次産業化を完成させた経緯があります。牧場から食卓まで自分たちで完結させる仕組みがあるからこそ、クラシタのような希少部位を日常的にメニューとして提供できるのです。

✓ ここまでのポイント

  • クラシタは一頭からわずかしか取れない希少部位。赤身の旨味と霜降りの甘みが同時に楽しめる。
  • 牧場直営店だからこそ、一頭まるごと管理し希少部位を精確に切り出して安定提供できる。
  • さつま福永牧場は繁殖から飲食まで完全一貫経営(六次産業化)を実践している。

さつま福永牛のクラシタは何が違うのか?

さつま福永牛最大の特徴は、脂の質にあります。MUFA(一価不飽和脂肪酸)値の平均が62%、そして脂の融点が13℃。和牛の平均的な脂の融点が15〜20℃とされる中で、これは国内トップクラスの数値です。

融点が低いということは、より低い温度で脂が溶けるということ。口に入れた瞬間にとろける感覚は、この数値が裏付けています。「霜降りなのに胃もたれしない」「さっぱりしているのに旨味が深い」という感想をよくいただきますが、それはこの脂質の構造によるものです。

クラシタという部位の赤身の密度と、さつま福永牛の脂質特性が組み合わさったとき、それは他ではなかなか再現できない一皿になります。飼料は地元農家産のワラや牧草を中心に、肥育後期には大豆・米ぬかなどを蒸した「炊き餌」を使用。牛舎ではジャズやクラシック音楽を流し、ストレスの少ない環境で育てています。肉の質は、育て方の積み重ねそのものです。

品質の客観的な証明としては、2013年(平成25年)の全国肉用牛枝肉共励会で最高賞である名誉賞を受賞。さらに全国肉事業枝肉共励会においては4度のグランドチャンピオン(最新は2025年)を獲得しています。「日本一」という称号は、毎年コンスタントに高品質を維持してきた結果です。

「鹿児島で牛の畜産をやっている友人から紹介。都内でこれだけの肉なら2倍以上のお会計のはず。本当に連れてきてもらって良かった」

TripAdvisor 投稿より

実際に牧場直営店でクラシタを食べるとどうなるのか?

天文館通駅から徒歩2分、熟成焼肉Gyudo!本店はカジュアルな雰囲気の中に、しっかりとした排煙ダクト付きの焼肉専用テーブルが並ぶ店内です。42席(カウンター6席含む)のテーブル席で、ランチからディナーまで通しで使えます。

本店店長のマエさんは、関東の大手スーパー精肉部での勤務経験を持ち、鹿児島へUターン後に株式会社牛道に就職したスタッフ。肉の知識と目利き力は格別で、希少部位の説明をひとつひとつ丁寧に教えてくれます。「クラシタは塩かポン酢で食べるのが一番、この牛の旨味が素直に出ます」という一言が、食べ方の地図を与えてくれました。

ランチであれば1,870円から「さつま福永牛」を体験できます。特選焼肉ランチ(希少部位含む5種盛り・3,278円)を選べば、クラシタを含む希少部位の食べ比べが可能です。ディナーコースは7,986円〜12,100円(税込)で、産地・部位・焼き方まで丁寧な説明とともに楽しめます。

個室でゆっくり味わいたい場合は、徒歩圏内の姉妹店「個室焼肉 牛道はなれ」へ。完全個室(2名〜最大16名)で、焼きすき焼きやシャトーブリアンを含む10品のコースをアテンドサービスつきで提供しています。接待・記念日利用の方に特に喜ばれている業態です。

「焼きすき焼きは牛の旨味が凝縮した最高の一皿。シャトーブリアンはお口でとろける」

食べログ(はなれ)投稿より

鹿児島でクラシタを食べるなら、どう予約すればいいのか?

本店はランチ(月〜金11:30〜14:30、土日祝11:30〜15:00)とディナー(17:30〜23:00)の二部営業。週末・連休は早めの予約が確実です。はなれはディナーのみ(月〜土17:30〜23:00。日曜定休・祝日は振替休業あり)の営業となっています。

「クラシタを食べたい」「希少部位を中心に組んでほしい」など、事前にリクエストがある場合は電話または予約フォームでスタッフにお気軽にご相談ください。部位ごとの在庫状況は日によって異なるため、早めのご連絡が希少部位体験への一番の近道です。

まとめ:牧場直営店でクラシタを食べることの意味

希少部位を「希少部位として」提供できる店は、一頭をまるごと管理している牧場直営店でなければ成立しない。さつま福永牛のクラシタを食べることは、その牛がどこで生まれ、どう育ち、どう育てた人がいるかを味覚で知る体験です。

天文館という南九州最大の繁華街の中心に、牧場から食卓まで一本の線で繋がった店がある。それが熟成焼肉Gyudo!(ギュウドウ)です。鹿児島にお越しの際は、ぜひ一度、その一枚を体験しにきてください。スタッフ一同、皆様のご来店をお待ちしております。

ご予約・お問い合わせはこちらから。
📞 お電話:0992232044
🔖 熟成焼肉Gyudo!ご予約<24時間受付>
🔖 個室焼肉牛道はなれご予約<24時間受付>


  • この記事を書いた人

gyudo-fukunaga

福永(株式会社牛道役員) 1級フードアナリスト・管理栄養士・日本箸教育講師・25年間の学校栄養教諭経験を経て、食品安全管理の知識と、現在の食肉業界での実務経験を活かし、消費者の皆様に安心・安全な食品選択のための情報を提供している。

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