一つのことを守るだけで、食卓がまるで変わります。
「冷凍の肉はなんか水っぽい」「解凍したら色が悪かった」「パサパサしていた」——そんな経験がある方に、まず一つだけお伝えしたいことがあります。
それは、冷凍肉のせいではない、ということです。
冷凍肉はどうしても品質が落ちる。解凍すればおいしくなくなる。
品質を落とすのは「冷凍」ではなく「解凍の方法」です。さつま福永牛はカット直後に瞬間冷凍しているため、切りたての状態がそのまま閉じ込められています。正しく解凍すれば、その品質がそのまま食卓に届きます。
スーパーで冷蔵のまま数日間陳列されている肉は、その間も少しずつ酸化・劣化が進んでいます。一方で、カット直後に瞬間冷凍された肉は、その時点の鮮度が「止まった」状態です。冷凍は劣化ではなく、鮮度を守る技術です。
冷蔵庫に移して、12〜24時間待つ。それだけで、まったく別物のようにおいしくなります。
なぜ「冷蔵庫でゆっくり」なのか
「そんな単純なことで?」と思うかもしれません。でも、理由を知るとなるほどと思います。
肉の細胞の中には、旨味と水分が含まれています。急速に温度が変わると細胞が破壊され、旨味と水分が「ドリップ」として外に流れ出してしまいます。ゆっくり解凍することで、細胞を壊さずに済みます。
流水や電子レンジで急いで解凍すると、赤い液体(ドリップ)が大量に出ます。これは旨味そのものです。冷蔵庫でゆっくり解凍すると、ドリップの量が圧倒的に少なくなります。
ゆっくり解凍した肉は、鮮やかなピンク色と和牛本来の香りが戻ります。カット直後に瞬間冷凍されたさつま福永牛なら、その色と香りは「切りたて」そのものです。
やってはいけない解凍方法と、その理由
電子レンジ解凍
- 表面だけが加熱され、中はまだ凍ったまま
- 細胞が一気に壊れ、ドリップが大量に出る
- 端が半調理状態になり、焼いても均一に火が通らない
流水解凍
- 急激な温度変化で細胞が破壊される
- 旨味・水溶性のアミノ酸が水に溶け出す
- 「水っぽい」「うまみが薄い」の原因になる
常温放置
- 表面と中心の温度差が大きくなる
- 表面が先に傷み、細菌が増えやすくなる
- 夏場は特に衛生面で危険
冷蔵庫でゆっくり
- 4℃前後の低温で、細胞をほぼ傷つけずに解凍
- ドリップが最小限に抑えられる
- 衛生的で、色・香り・旨味が守られる
解凍から食卓まで——ベストな流れ
「冷蔵庫でゆっくり」というルールさえ守れば、あとはシンプルです。当日の流れを時系列でご紹介します。
真空パックのまま、冷蔵庫のチルド室か野菜室へ。12〜24時間かけてゆっくり解凍します。厚みのあるステーキは24時間が目安です。
パックから取り出し、キッチンペーパーで表面のドリップを軽く拭き取ります。そのまま常温で20〜30分置き、中心まで温度を上げます。
塩を早めに振ると浸透圧で水分が出てしまいます。焼く直前に、少量の塩とこしょうを振ります。
フライパンをしっかり熱してから肉を置き、動かさずに焼き色をつけます。片面1〜2分が目安(厚みによって調整)。ひっくり返したら同様に。
これが最後の一手。焼いた肉をアルミホイルで包み、3分間休ませます。肉汁が中に落ち着き、切ったときにジュッと出てくる旨味が増します。
カット直後に瞬間冷凍。
冷蔵で数日置くより、劣化が少ない状態で届きます。
冷凍和牛をおいしく食べるための、全手順
カット直後に瞬間冷凍。切りたての状態でお届けします。
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