「親戚が10人以上集まるんだけど、どんな店が向いているだろう」
先日、お客様からそんなご相談をいただきました。年齢は小学生から70代まで、好みも食べる量も当然バラバラです。幹事になった方が一番頭を抱えるのは、じつはこういう場面かもしれません。
そのご相談をお受けしながら、私たちは「なぜこの店がここにあるのか」という根っこの話をあらためて思い出していました。牧場主の福永が農協出荷をやめ、自主出荷という道を選んだ、あの決断のことです。今日はその裏側を少しお話しさせてください。
こんな方におすすめ
- ✅ 帰省やお盆・年末の親族の集まりで10名以上の食事会を検討している方
- ✅ 年齢や好みがバラバラな家族・親戚全員が満足できる店を探している方
- ✅ 焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶなど調理法の選択肢がある店を知りたい方
- ✅ 福永畜産が農協を離れて自主出荷を選んだ経緯に興味がある方
- ✅ 天文館エリアで個室対応の焼肉店を予約したい方

農協出荷をやめた日のこと
鹿児島県薩摩郡さつま町で牧場を営む福永畜産は、繁殖牛・肥育牛・子牛合わせて約1,850頭を管理しています。創業は1956年、福永のおじいさんが1頭から始めた家業です。長年、生産した牛は農協を通じて出荷するのが当然の流れでした。
ところが、あるときから福永は考えるようになります。「自分が手間をかけて育てた牛の価値を、自分でちゃんと届けられないだろうか」と。農協ルートは安定していますが、牛の個体ごとの違いや、飼料へのこだわりが価格に反映されにくい面があります。炊き餌(肥育後期に穀物を蒸して与える独自の給餌法)や地元農家産の飼料など、手間と時間をかけた取り組みが、出荷の場でなかなか評価につながらないもどかしさがありました。
そこで福永が選んだのが、東京食肉市場への自主出荷という道です。自ら出荷契約を獲得するまでの経緯については、福永畜産が東京食肉市場への出荷契約を自力で獲得するまでの挑戦にまとめていますが、その決断の根底にあったのは「自分でつくったものは、自分で売りたい」というシンプルな想いでした。
「売る」から「食べていただく」へ、飲食店という選択
自主出荷に踏み出した福永は、さらに一歩進めます。卸先の評価に委ねるだけでなく、自分たちが育てた牛を、自分たちの手でお客様の食卓に届けようと考えたのです。
2012年、天文館に直営焼肉「Gyudo!」を開いたのはそのためです。そして2017年、より落ち着いた空間でゆっくり食事していただける場所として「牛道はなれ」をオープンしました。繁殖・肥育・加工・精肉・販売・飲食提供まで、すべてを自社で完結させる六次産業モデルです。
この流れを「一頭買い」ではなく「一頭飼い」と私たちは呼んでいます。市場から仕入れるのではなく、自分たちが種付けから育てた牛を、最後まで責任を持って提供するという意味です。福永畜産の70年史と、天文館「牛道はなれ」に至るまでの物語に、その全体像をまとめています。
✓ ここまでのポイント
- 農協出荷から自主出荷へ切り替えたのは、自分が育てた牛の価値を自分で届けたいという想いから。
- 飲食店経営は「売る」の先にある「食べていただく」という責任の延長線上にある。
- 繁殖から飲食提供まで自社で完結する「一頭飼い」モデルは、全国的にも珍しい。
「少しずつ色々な部位を楽しみたい」「年代が違うメンバー全員に合わせたい」という集まりには、コースの選び方が肝心です。焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶから選べるコース内容と人数ごとの対応可否は、予約ページで日時と人数を入れると確認できます。日程と人数が固まっていれば、そのまま予約まで完了できます。
10人以上でも、年齢も好みもバラバラでも
さて、冒頭のご相談に戻ります。帰省や記念日の集まりで困るのは、人数と世代がバラバラなこと。小さなお子さんからご年配の方まで、全員が満足できる調理法を1つに絞るのは難しい。焼肉が食べたい人もいれば、さっぱりしたものがいい人もいます。
「牛道はなれ」では、個室に最大18名様、貸切で最大27名様までお受けしています。そして焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶ・ステーキのコースを揃えており、グループによって調理法を選んでいただくことができます。
すき焼きは砂糖を使わない割下で仕立てています。しゃぶしゃぶは黄金出汁をご用意しています。どちらも「さつま福永牛」の脂の風味が際立つよう、余計なものを足さない仕立てを大切にしています。
さつま福永牛は、一価不飽和脂肪酸(MUFA)の比率が高く、脂の融点が低いため、口に入れた瞬間に軽く溶けるような味わいが特徴です。脂っこくない、もたれない、と感じていただけることが多く、食べ慣れていない方やご年配の方にも召し上がりやすい牛肉です。
「さつま福永牛6種盛りで、色々な部位を少しずつ楽しめました。一種類に偏らず、食べ比べができるのがよかったです。」
(30代・女性)※個人の感想であり、同じ満足を保証するものではありません
この「少しずつ色々」というスタイルは、人数が多い席でとくに喜ばれます。好みが違うメンバーが集まったとき、さまざまな部位を試しながら会話が弾む。そういう時間のためにこそ、私たちはここにいます。
個室と調理法の選択肢が、大人数の悩みを解決する
人数が多い集まりで店選びが難しい理由のひとつは、「声が筒抜けになる」こと。宴会場のような広い空間では、隣のグループの声が気になったり、逆に自分たちが気をつかったりします。
「牛道はなれ」の個室は、仕切られた独立空間です。大正ロマン調の設えに、テーブルに埋め込まれたロースター。周囲を気にせず、目の前の人との時間に集中していただけます。帰省の食事会は、久しぶりに顔を合わせるからこそ、話に集中したい席です。
また、調理担当のスタッフがご要望に応じて焼き手をお引き受けすることもできます。ご自身で焼きながら会話もしなければならない、という気忙しさを感じさせない焼肉の楽しみ方です。
店長のタイチは洋食出身で、肉の火入れに細かいこだわりがあります。「牛肉の焼き加減は、少しの差で全然変わる」と口にすることが多い人です。その言葉通り、お任せいただけるならきちんとお応えします。
福永畜産70年の歴史から生まれた「牛道はなれ」という答えにも書いていますが、この店は「売るための場所」ではなく、「届けるための場所」として生まれました。その想いは、大人数の食事会にこそ、存分に発揮できると思っています。
まとめ:農協を離れた決断が、今のこの場所につながっています
農協出荷をやめ、東京食肉市場への自主出荷を選び、さらに直営の飲食店を開く。福永のその一歩一歩は、「自分が大切に育てた牛を、自分の手で届けたい」という一本の線でつながっています。
帰省で親戚が集まる席、年齢も好みもバラバラな10名以上のご家族。そういう場面にこそ、私たちは力になれます。個室の広さ、調理法の選択肢、少しずつ色々な部位を楽しめるさつま福永牛。すべてが「お客様に満足して帰っていただく」ための設えです。
ご予約やご相談は、お電話でも承っています。人数・日時・ご要望など、まずはお気軽にお声がけください。
📞 080-6475-4129(受付14:00〜22:00)
帰省の食事会は、久しぶりに顔を合わせる席だからこそ、店選びに後悔したくないものです。個室の空き状況・対応コース・最大人数は、予約ページで日時と人数を入れるとすぐに確認できます。予約は無料で、入力は数分で完了します。

